皆様こんにちは。アル・マンドリーノ オーナーです。
広島県もまん延防止等重点措置の対象になりました。営業時間はこれまでの県からの要請と変わりませんが、アルコールが終日ご提供できなくなります。
私たちも県からの要請に基づき、感染防止対策を充実しながら営業を続けてまいります。
私たちはお客様に安心して食事をしていただくよう、一からの手作りにこだわり、食材もこだわって美味しいお食事を提供してまいりました。品質重視で採算は考えていないため、アルコールの提供を禁止されると営業的にはとても厳しい状況です。昨今はこのような状況のなか外出を控えるお客様も多く、休業したほうが楽ではないかと迷いました。
しかし、スタッフと話し合った結果、来店されるお客様がお一人でもいらっしゃる限り、営業を続けようと決心いたしました。ワインを含むアルコールドリンクは食事の重要なパートナーです。しかし、私たちはワインバーではなく、あくまでもレストランです。アルコールがなくても、幸せな食卓を実現できるはずです。アルコール提供の禁止が休業の理由にはなりません。
今回は単にノンアルコールのビールやワインを提供することにとどまらず、料理にも負けないソフトドリンクをご提案いたします。また、料理そのものをより楽しんでいただけるよう、ピザやパスタ、シチリアの郷土料理もご提案してまいります。テイクアウトにもより一層力を入れてまいります。
感染対策としては広い店舗をゆったりと使い、パーティションの設置、空気清浄機の設置などこれまでの対策を行いながら、消毒に最新の注意を払ってまいります。
スタッフが感染してしまうリスクもあり、また、お店がクラスターになってしまうリスクもあります。私たちも正解がない状況の中でとても悩み、苦しみました。しかし、不特定多数の方々が集まる状況はほぼないなか、少人数のご家族やご友人などにとっては、対策されたお店で食事をすることはそれほどリスクが高いとも思えません。
レストランでの食事は長年人間が楽しんできた文化であり、生活の一部です。その文化を担う一人として、お客様に安心できる食事を快適に提供し、幸せな時間を共有してもらうことが私たちの使命です。このコロナの環境下でも、感染対策をしながら使命を果たしていくことが大切だと改めて感じています。
外食を控えてお店に入れず前を通り過ぎる方々に、「この店もがんばってやっているな」と思っていただくことで前向きなエネルギーを感じていただく。そして、いつかまた平穏な日常が戻ってくることに希望を持っていただく。そのために、私たちは店の灯りを消すことなく、目の前のお客様に最高の安心、快適、幸せをお届けできるように全力を尽くし続けます。
